「お花見」というと、ついつい「桜」をイメージしますが
春に咲いている花は 桜だけではありません。
桜に似た 桃や花海棠なども綺麗ですが
それだけでもありません。
お花見、というと
ついつい「上を見上げて」しまいますが…
下も見てみて!
桜の下の 小さなお花たち
桜の木の下…足元にも
ちいさなお花たちがたくさん! 咲いています
可愛い、「小さな忘れな草」のようなこの花は「キュウリグサ」といいます。
忘れな草と同じムラサキ科のお花です。
「忘れな草」といえば人気のお花ですが
そのお仲間の ミニサイズの忘れな草が 足元にひっそり咲いています。
こんな風に…
小さすぎて 目につかないかもしれませんが
こんな小さなお花たちにも ひとつひとつちゃんと名前があって
ひとつひとつの花をジーっと見ればとてもかわいいし
飾ればこんな風になります↓
これは↓ 当時8歳の娘による花飾り。
弧を描いて伸びる茎のカーブをポイントにしたそうです。イケてると思うわ~(親ばか)
なんで名前が「きゅうり」なのかというと・・・
全草をこすると、きゅうりっぽい、ちょっと青くさいにおいがするから だそうです。
たしかにきゅうりっぽいにおいはするのですが。。。
せっかく可愛い「ミニミニ忘れな草」なんですからもうちょっとかわいい名前にはできなかったのでしょうか。
っていつも思います。(そう思う花は結構あります・笑)
桜の木の根元に 視線を落とせば
そこも小さな花園。
春は、桜以外にも!
こういう背丈の小さいお花たちが たくさんたくさん 咲いていますよ!
タネツケバナ もこの時期とても可愛いです!
クレソンや なずな(ペンペン草)、大根、キャベツ、ストック、菜の花などのお仲間です。
クレソンにいちばん似ているかな?
(ちなみに、冬にも見つけやすいので「春の七草」のナズナのかわりに食されます)
タネツケバナの花をじーっと見ると ちょうちょのようです。
タネツケバナも、飾るとこんな風になります。私はとてもお気に入りです^^
タネのとんがった部分がチャームポイントになってとても可愛いです。
ちなみに、タネ部分が特徴ではありますが「タネをつける花」という意味ではありません。
「この花が咲いたら、稲の種もみを水に浸けて苗床をつくる時期だ」
という意味の「種浸け花」です。
むかしは花の咲いた頃合いで時期を見計らって
農作業や家のしごとをしていたのです。
その「指標」になる花なんですね。
ちなみに、小型モクレンの「こぶし」は「田打ち桜」と呼ばれ
同じく、こぶしが咲いたら「田打ちをする」=田んぼを耕す時期だという
指標にされていました。
こういう 「花」を取り入れる日本人の感性、わたしは大好きです。
*タネツケバナは 娘が 押し花にして→アクセサリーを作っています!
とても可愛いので 別途記事にしますね^^
きゅうりぐさも絶対かわいい! ので今度チャレンジするそうです
そのほかにも・・・
ほらほら。見つけた。
春は 青い花(~紫色の花)がけっこう多いんですよね!
すみれ。いろいろな種類があるから
いろんなすみれを探すのも楽しい!
都心にもありますよ。じーーーっと足もとを探してみて。
春の野の花は ほかにも、たくさん、たくさんありますが
桜の時期に、桜の木の下でよく見られる花を挙げてみました。
ぜひ、「下も見て歩いて」みてね。
きっと「あっつ、こんなに花があったんだ!」って
発見がいっぱいだから。
ではまた^^
●わたし、本多るみは こんな活動をしています^^
●季節の花が見たくなる^^
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