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ドクダミを飾る・化粧水・お茶に徹底活用!レポート

​5月のゴールデンウイークが明けると
うちの庭で絶賛 花ざかり! になる花「ドクダミ」

ドクダミには、抜いても抜いても生えてきて困る…というお声が多いのですが
見た目もキレイで薬効もスバラシイどくだみがせっかく生えてきてくれたのですから
我が家では毎年徹底活用!!させていただいています。


この記事では、そんな我が家での【ドクダミ活用術】をご紹介します^^

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ドクダミってどんな植物?

「どくだみ」は、5~10月ごろ、あちこちにぼうぼう伸びている
まさに「雑草代表」のような植物ですが
よーく見ると、ドクダミの花はめっちゃキレイです!^^


よーーーく見て!
真っ白い花も可愛いし!

つぼみの形もキュート!
ふちが赤く染まった葉っぱもハート形でとっても可愛い!


葉っぱをよく見ると
葉っぱの中にお花模様(*の下半分ぽいの)があるのを
先日発見して興奮しております!

どの葉っぱを見てもあるんですよ~ふしぎ!

ドクダミは、ドクダミ科ドクダミ属ドクダミ Houttuynia cordata

個人的に、植物分類で「ドクダミ科ドクダミ属ドクダミ」と、
「科」からしてこれ一種類しかないという
植物分類の上でも【インパクト特大植物】なんだということに
むちゃくちゃ深く納得というかうなづいております、うんうん。


多年草で、根っこも茎、葉、花 全草を 観賞用のほか食用・薬用に使います。
日本での漢方薬としての名前は「十薬(じゅうやく)」

薬としての名前は「十薬」ですが
食あたり、下痢、便秘、利尿、高血圧、動脈硬化などの内服薬として、
また外用薬としても腫れ物、吹き出物、皮膚病の抗炎症・駆虫などに使われ
十よりもはるかに多くの薬効があるといわれています。
(一説には200以上とか!?)

ちなみに、なぜ薬草なのに
毒があるかのような「ドクダミ」という名前になったのか?は諸説あるようです。
ドクダミに毒はありませんので安心してね。

 

 

まず、見て可愛い!ドクダミを飾る

​えっっ、ドクダミを飾るの??

って思うかもしれないけど
飾るととっても可愛いですよ!

「雑草だからいらない、飾らない、役に立たない」
っていう考え方はもったいない~ってわたしは思うな。


そもそも雑草ってなんだ??
その植物を「いらないもの」だと判断するかどうかっていう
めっちゃ考えかた・捉え方次第な仲間分けですよね。

植えていないのに
勝手に自分で生えてきて自身で育ってくれるという
とてもありがたい植物が
いわゆる雑草と呼ばれる 野の花、野草たち。

そんな「自分で勝手に生えてくる植物」には価値がない
と考えて活用しないのは
ものすごくもったいない!!

とわたしは思うので
摘んで飾ったり、化粧水を作ったり
お茶にして飲んだり
ときにはご飯のおかずにしたりします。

 

ドクダミは、花が咲いている時期は
もちろん花も可愛いのですが

葉っぱがとても重宝します!

ほら、とってもイイ感じでしょ~~!
葉裏の深い赤紫が渋くてとても良い^^

なんといっても、5~10月の間
何もしなくても勝手に生えてきてくれる という
めっちゃくちゃお助かりの「葉っぱ=グリーン」なのです!

「葉っぱ=グリーン」を花を飾るときに加えると
とってもオシャレ~~!になるので
「キレイに花を飾りたい!」と思ったら
葉っぱを加えるテクニックは必須です。


この「葉っぱ=グリーン」は、お花屋さんで買うと
1本100~300円くらいします。
ドクダミも、花屋さんでも売ってます。


それが自分の家の敷地に勝手に湧き出てくれるなら
なんとありがたいことでしょう!

ってわたしは考えます。
実際めっちゃありがた~~い。

葉っぱのふちや茎の赤色がアクセントになってイイ感じです。
個体によって葉の色が淡かったり濃かったりするので
飾りたいイメージに合わせて選んで摘むとなおイイ感じ^^
こちらはさっきの花飾りよりサワヤカな印象ですよね~

​​この↑ゴールデンウィーク頃に咲く庭の「イキシャ」と一緒に飾った動画はこちらにあります

 

秋になると、葉っぱ全体が赤く染まるので
また印象が変わります。
秋に「紅葉葉」として加えると
仏様用として売っている菊の花だって
こんな風にオシャレになります^-^↓

こちらは、娘がむかし母の日に鉢植えで買ってきてくれた菊の花ですが
仏花として売っている菊の花でいいんですよ。同じです。
仏花として売っているからお供え専用、なわけじゃないので
ふつうにおうち用に飾ったっていいんです。
最近は可愛い菊の花増えてますからね。
お花屋さんでは「菊」という名前じゃなくて「マム」という名前で並んでいることが増えてきています。
日本から世界に広がっていった日本の国花「菊(マム)」は、世界中で大人気!
長持ちして可愛いですからぜひたくさん飾ってくださいね。

って思わず花屋時代の熱が出てしまいましたが菊は可愛いですし
ドクダミにとても合います!
↑この菊とドクダミの花飾りの動画はこちらの記事にあります

ドクダミをプラスするフラワーアレンジ、めっちゃいいですよ~^^

 

 

観賞用にお花屋さんで売っているドクダミってどんなドクダミ?

花の咲く時期の5月ごろ、
花のついた状態の、いわゆるふつうのドクダミが切り花で出てきます。

ええ、摘める場所にお住まいなら
摘み放題、
むしろ草むしり誰かやってくれ、状態の
あのドクダミも
お花屋さんでは普通に切り花として販売されます。

ただ、このドクダミの切り花を
入荷するかどうか?
いくらで販売するかどうか?は
お店によるでしょうね。

田舎ではその辺に生え放題ですから入荷する必要ないし
入荷したところで売れないでしょうから…

でも、摘むことのできない都会では需要があるかもしれません。

 

ふつうのドクダミのほか

葉っぱが斑入りのドクダミや
八重咲きのドクダミ

切り花のほか、鉢植えで販売されることがあります。

「山野草」の取り扱いになるんじゃないかな、と思います。

やはり、市場に出ていても
仕入れるかどうかはお店によりますから
ほしい時はお花屋さんに問い合わせてみてください。

鉢植えが欲しい場合は、
普段から鉢植えを入荷しているお店に聞いたほうがいいでしょう。

鉢植えを購入したときは野生に広がらないように注意

なお、ドクダミは非常に、
ひっじょう~~~~~に 繁殖力が強いので
鉢植えで買ったドクダミが周囲に広がらないように
コンクリートなど根が突き破らないところに
鉢植えのまま置いて育ててください。

野生ではその地域に存在しない株を
野生化させてしまうと
もともとのその地域独特の生きもの…
植物だけでなく、その植物を介して生きている
虫や鳥や小動物なども命がおびやかされる危険があります。

買った生きものは、動植物虫鳥魚などの種類を問わず
自宅の外には流出しないように管理するように気をつけましょう。

 

近所の野原で八重咲きドクダミを発見!

去年、娘が
こーんなドクダミを摘んできました。

ドクダミいっぱいの野っぱらの一部が
この八重咲きのドクダミでいっぱいだったそうで
「ちょっとだけもらってきた」と持って帰ってきました。


 ↑
花からさらに花が出て2段3段になっています。
葉っぱか花か分からないような部分もありますね。

こんな感じに、
本来花の部分に葉っぱの要素が出てしまうことは
けっこうあります。
バラとかチューリップでもよく見かけますね。

こういう変異を「固定」させて 新種になったりもします。

 *ちなみに、ドクダミの花びらに見えている部分は「苞」といって
  花びらや、花びらを支えるがく「ではありません」
  一見、花びらだから花だと思っていいんだけどね。
  学術的には花は真ん中の「芯」に見える部分に小さな小さな、
  花びらのない花が集まっています

こういう変異を見つけたときって
シンプルに 「変わったものが見られてラッキー!」 なんだけど
もっと知りたい!と気になったら 
いろいろ研究もされてるので調べてみてね^^


どくだみは繁殖力が非常に高い!
のを活かして、この八重咲ドクダミは
しばらく飾ったあと鉢に挿し芽にしました。
冬には枯れ、いまのところちゃんと育ってますが
まだ花は咲きません(現在5月末)
今年咲くかな??咲かないかな??
そして咲いたら八重なのか普通に戻ってるのか??
興味津々、とても楽しみです^m^


ドクダミ化粧水を手作りして家族で愛用

次なるドクダミ活用は「化粧水」です!

うちの敷地には毎年、ドクダミがたっくさん生えてくるので
年に3~4回、たっぷり摘んで、
保存ビンに詰めてお酒をドクドク注いで

「ドクダミ化粧水」を作ります。

ドクダミ化粧水を作るようすはこちらの記事で説明しています!まねしてみてね

このドクダミ化粧水、材料はドクダミとお酒だけなので

=どくだみ酒。 飲めるはずですが飲んではいません^^;


ひとくち舐めた感じ
ちょっと風味のついた普通のお酒でした
ドクダミ臭はありません、マイルド^^



この ドクダミ化粧水、
保湿・消炎・美白などなど
どくだみの薬効成分がいっぱい!


夏のあせもにも、
冬のカサカサにも大助かりなのです!

家族全員で一年中惜しみなくバシャバシャ使えて最高!



 

どくだみパワーは
花が咲く直前がいちばん薬効が高いそうです。

なのでがんばって
花が咲く前の5月の連休中に4リットルぶん
そして花が咲きだしたところで
もう2リットルぶん摘みました^ー^*

すでに5月前半で6リットル!の仕込みです。

4人家族でだいたい1カ月に1リットルくらい使うので
夏の間にもう4リットル
秋の枯れる前にもう2リットル
これで12リットル=1年分

というのがおおよそ、我が家の
ドクダミ化粧水サイクルです。

↑この分量の薬用化粧水を買ったら結構な金額になりますよね。

 

12リットル、もともとのお酒の代金が6000円くらい
(1リットル当たり500円くらい)かかってはいますが
薬用化粧水としてはめっちゃ安く作れて我が家は大助かりです!

お酒なので、清潔な瓶で仕込み
冷暗所で保管していれば腐るようなこともありません。



夏~秋には
青じそをプラスすることがあります^^
ちょっとさわやかさがUP!してこれまたイイですよ!

娘は化粧水使って
「なんかいつもよりサワヤカなんだけど何か入ってる?」って
青紫蘇入り化粧水を当てるので、そのくらいには差があるようです。

 

 



 

ドクダミ茶も、ほんの少しなら簡単に作れます

それでは我が家のドクダミ活用レポート、
最後に「ドクダミ茶」を紹介します!

ドクダミ茶は、薬局で販売されているので
薬用茶であることは結構、知られているんじゃないかな。

とはいえ、あんなに、売っているほどたくさん作るのはやっぱり難しそうです。

 

 

番外:ドクダミを食べてみる

そのまま生で食べる

 

天ぷらにして食べてみた

 




あなたのおうちに もし
ドクダミが生えてきていたら
ぜひ、摘んで飾ったり 
化粧水作ったりしてみてくださいませ。

どくだみの魅力にめざめるかもです!^m^* ​

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