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「ほぼ摘んで七草粥」ができました2024

1月7日は「七草」
春の七草を摘んでお粥にし(七草粥)て食べ
お正月料理で疲れた胃腸を休めるならわしですね。



12月から庭のようすを見て、2024年はたくさん収穫できそう!
しかも日曜日! ゆっくり摘んでお粥を作れそうだな~♪と
ウキウキ♪ワクワク♪して迎えました^^


【春の七草】=セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

現代風に言うと
「芹」「ペンペン草」「母子草」
「はこべ」「コオニタビラコ」「カブ」「大根」
となります。

芹・カブ・大根  の3種は、普通に野菜として買うことができますね^^
年が明けるとスーパーで「七草セット」として
春の七草がパックに詰めて売られているので、この「七草セット」を買ってお粥を作ると簡単です♪

忙しい現代では 無理なく、楽しくできる範囲で
日本の「四季を感じる暮らし」を取り入れることができれば
それでじゅうぶん
だと思っています^-^

  

    

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「七草」我が家の場合は「摘めるものがあれば摘む」

七草はもちろん買っても良くって、実際わたしも子どもが生まれるまではセットを買っていました。
が、子どもが生まれてからは
「この草を食べているんだよ」って子どもに伝えたくて生えていれば摘むようになりました。 

「摘めるものは 摘む !」スタイルです。

春の七草って、ふつうにその辺に生えている、普段わたしたちが「雑草」って呼んでる植物が多いのよ。

 

<<1:セリ(芹)>> セリ科

芹は水辺の草。水辺に行かないと生えていないし
採取できる場所となるとちょっと遠いので 今回は摘まなかったけど
近くの水辺にこんな風に生えています。
田んぼや、用水路周辺、池の周囲、河川敷など 水辺ならあちこちに生えています。

 

<<2:なずな(ペンペン草)>> アブラナ科

「なずな(薺)」というのは、俗にいう「ペンペン草」のことです。
2023年のお正月のおさんぽで見つけていますね。

お正月のなずな

近所にはたくさん生えているんですが、ウチの庭にはなかなか生えてきてくれません。
うちの敷地内にはお仲間の「タネツケバナ」↓ がいっぱい生えているのでこちらを代わりに使います。
春の七草は基本的に 近い仲間を代替えで使って構いません。
スーパーで売っている七草セットのパックにもこうした代替えの植物が入っていたりします。

タネツケバナってふしぎな名前ですよね?
「この花が咲いたら コメの種、つまり種もみを水に漬ける」という
田植えのスケジュールの指標にされていた花だから、という説があります。
花も「小さいナズナ」な感じでとても可愛いです^^ わたしはよく摘んで飾ります。

 
 

   

<<3:ごぎょう(母子草/ハハコグサ)>> キク科

わが家の周りにはあまり生えていないので 素材集から4月ごろの花が咲いている姿を。
1月には小さなロゼット状の 白い毛が生えた葉っぱです。

 

七草当日の朝、ハコベを摘んでいたら 母子草っぽい草を発見!したので 摘んで使いましたが。

あのですね、ホントはね、野草に慣れないうちは
「それらしい植物」っていうのは 危ないのでやめたほうが良いです。毒草もとても多いですから。

 

 

<<4:はこべら(ハコベ)>> ナデシコ科


今年はカブの周りに「ハコベ」がいっぱい生えています。勝手に生えてきます。
神奈川県ではごくごくふつうの「雑草」です、どこにでも生えています。
(わたしの世代だと、学校で飼っているニワトリや文鳥、インコに採って与えていた草なんですが…古い?^^;)

 

 

<<5:ホトケノザ(コオニタビラコ)>> キク科

現在、ふつうに「ホトケノザ」と言うと ↓この写真の 赤紫色のシソ科の花を指すのですが。
【春の七草】の「ホトケノザ」は こちらとは全く別の植物を指します。

  

花が咲いてる写真がなかったので素材集から。
キク科の「コオニタビラコ」が【春の七草】の「ホトケノザ」です。

コオニタビラコも、水辺の植物で、田んぼ周りなどでないと生えていません。

我が家の敷地内には
「コオニタビラコ(ホトケノザ)」の仲間の「オニタビラコ」と思われる植物が生えているので
オニタビラコを代替えに摘みました。
(「ヤブタビラコ」かもしれません、どれも同様に食べられます)

 

<<6:すずな(蕪/かぶ>> アブラナ科

6番目は、野菜の「カブ」です。
今年は小カブの種を蒔いて、順調に育ったので スポッと抜いて食べました^^

 


 

<<7:すずしろ(大根)>> アブラナ科

最後の7番目は「大根」のこと。
ふつうにスーパーで買ってきた大根でOK^^

冷蔵庫の「スズシロ(大根)」を加えて 「ことしは6草あるな~♪」って思ったら
なんだか 1つ足りないのがもったいなくなり・・・

家の隅にモリモリ生えているこちら。。。
「雪の下」を摘んで使うことにしました! 雪の下、食べられます^^ 
おひたしや天ぷらで食べるのが有名ですが 今回はお粥に入れちゃいます!


 

と、いうわけで、
「セリ」のかわりに「雪の下」を入れて 七草、自宅敷地で(大根以外)摘んだのがコチラ!

 

カブと大根以外は ふだん「雑草」と呼んでる植物ですね。

じつは 野菜として売ってたり、野草として食べられる植物って、多いんです。
きっとあなたの足もとにも 食用の野草、生えていますよ!

ただ、毒性のある植物も多いので、最初は「見分けできる人と一緒に」摘むのが良いと思います。
  

いつも送迎に、買い物に、通勤に、通道に
じつは野菜や食べられる野草・果物がたくさん生えてる!
ってことに 実際に目にして、摘んで「気が付く」と

家の外を歩く時間がワクワク楽しい^^ と思うな。
子どもたちがめちゃくちゃ楽しそうだったから。


足もとに目を留めて、ふと足を止めて、
花や生きものたちをじーっと見る時間がわたしは大好き。

疲れてても、元気なくても
ふふっと笑えるようになる
わたしの復活タイムです。
  

 

  

「摘んで食べる」豊かさと学び


なんていうか、「摘んで食べる」っていうのが いいんですよねえ。
 
懐かしい(なんて人は昭和生まれまでかもしれないけど)。

「春の七草」が「庭に生えている」だなんて、
まさかそんな事あるわけない!
 
って思ってる人多いんじゃないかな。
 
でもね、実際、令和に入った神奈川県 でも
蕪と大根以外の5つは摘めるんです。
今回は、自宅で摘んでいるためぜんぶちゃんとは揃っていませんが
水辺まで足を延ばせば 5種類ちゃんと摘めます。

そんなまさか、自宅敷地や近所に「生えてる」だなんて 考えたこともなかった!

って実際よく 子どもの同級生のママさんに言われます。

「えっ採れるよ?」って言うとめちゃくちゃびっくりされる。

採れるのよ。生えてるのよ。

   

   

「見て」「気が付く」「発見する」
「自分で摘む」「自分で料理する」
「食べてみる」と

ぶわーーーーーーっっ!!!と
【わかる】んだよね。

すごい情報のフラッシュ。
何というか本当、ぶわわわわわわって感じ。
「あっ、自分は何を今まで知っている気になっていたんだ?」って思う。
見えている世界が変わる感じ。
世界がクリアになるというか、フィルターが新しくなるというか。

この時初めて、本当の意味で【知る】んだと思う。

わたしもまだまだ そういうことがたくさんあります。
いつでも「知らないことを知る」経験って新鮮です。

そうすると、道ばたに生えてる植物に「目が行くように」なったり
それから生き物に興味が出たり、
自分の食べているものが何なのか気になったり、
どうやって食べ物が生産されてるのか知りたくなったり、
産地や都道府県の特産品が気になったり、
環境に気が向いたりする。

いろいろな方面への「興味」→「知りたい!」という思い。
ここから「自分から調べてみる」になって
いつのまにか 勝手に勉強している。

っていうのが 学びの基本の姿だと思うんです。


現代はとても便利だから、
じつは視界にたくさんある さまざまな事柄に気を向けなくても
見なくても 考えなくても 過ごすことができてしまう。

だけど、何も考えていないって なんだかもったいない。

もっと 日々を楽しく過ごしたいな、とか
趣味がほしいな、とか
何かに興味を持ちたいな、と思ったら

 
視界にあるのに見えていないものを「見て」 みませんか?

【春の七草】、あなたの足元にも
生えているかもしれませんよ?
   
 
そういう【知る体験】を
親子でたくさんしてもらう場が作れたらなあ、って
ずっと思っています。

センスオブワンダー 。
自然にビックリしたり感動したりするアンテナを磨く体験。

ホントはそういう 親子教室 やりたいんですよね。
10年くらい前に挫折したままなんですが。
 
また夢見てもいいかなあ。
 

 

 

 


 

 

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