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摘めるだけ摘んで七草粥 2025

我が家は、1月7日の七草の日に、家の敷地に生えている野草を摘めるだけ摘んで七草粥を作ります。
できるだけ本来の「春の七草」に近い野草があるといいな!
と思うのですが、そこは自然物なので毎年ちょっとずつ違います。
さて、2025年は、どんな野草がうちの敷地に生えているでしょうか…??

 

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2025年の「摘んで七草粥」はこちら

見た目は 毎年ほとんど変わりませんが…

今年も、「春の七草」を庭で探しましたよ!

春の七草
・セリ
・なずな(ぺんぺん草)
・ごぎょう(母子草)
・はこべら
・ほとけのざ(コオニタビラコ)
・すずな(カブ)
・すずしろ(大根)

1・春の七草が見つかれば摘む。
2・七草が見つからなければまず同じ仲間の草を探す。
3・同じ仲間の草も見つからないときは他の野草で代替する。


これを基本ルールに、1月7日当日の夕方に庭を探しました。

 

     

庭という狭い場所でどれだけ「春の七草」が見つかるか?

今年摘んだ植物はこちら!
 ↓↓

写真の右下から時計回りに

・セリのかわりに、同じセリ科の「オヤブジラミ」
・なずなのかわりは去年と同じ、同じ仲間の「タネツケバナ」
・ごぎょう(母子草)がなくて、別の野草「ユキノシタ」を+1に
 
・ハコベは無事みつかりました^^
・ホトケノザ(コオニタビラコ)のかわりに同じ仲間の「オニタビラコ」

ここまで、庭の地面をじいいいいいーーーーーーーーーっと見て探して食草を摘みました。

それから、買った
・すずな(かぶ)
・すずしろ(大根) を加えてお粥を作りました。

カブと大根は現在、のっぱらに勝手には生えませんので毎年買っています。

 

生えているときの姿はまさに「雑草」です

庭に生えているときの姿はこちら。
ふつーーーーによく見る「雑草」でございます。

本来の「春の七草」の写真や、代わりに摘んだ「タネツケバナ」「オニタビラコ」については、昨年、2024年の我が家の摘んで七草粥 の記事で詳しくお話しています!

 あくまでも「庭の中」という超せまい空間の中で探しているため、春の七草そのものの「セリ」「なずな」「ごぎょう(母子草)」「ほとけのざ(コオニタビラコ)」は見つかりませんでしたが、我が家の近所には4つとも生えています!

セリとほとけのざ(コオニタビラコ)は水辺の植物のため、田んぼのあぜや川べりに行けば見つかります。
(我が家は水辺ではないため、うちの庭には生えていないのです)

  

  

今回のヒットは「オヤブジラミ」!まさにセリ科の味わい

今回はじめて摘んで食べてみたのが「オヤブジラミ」


1月頭の七草の時期には、まだタネから芽が出たばかりで「双葉」がついているものもありました。
背丈も3~5cmくらい。
例年だったら完全にスルーしていたのですが、昨年「食べられる」という記述をどこかで見て「今年はセリの代わりに食べてみよう!」とひそかに狙っておりました。

セリって根っこが美味しいじゃないですか。
なのでなるべく根っこごと頑張って抜きました。
ちぎれてしまったものも多かったですが、こんな感じ↓に根っこごと抜けました!
うむ、セリっぽい。

 

ちなみに、花が咲いた姿はこちら。背丈30~50cmくらいまで伸びます。
我が家の周りでは5月ごろに白~少し赤紫色がかった小さな花を咲かせます。
花は1本の茎に3輪くらいの房×2~3個ついています。
花つきが少ないため「レースフラワー感」はあんまりないですが「セリの花っぽさ」はあります。


花の根元の4~5mmの縦長の毛の生えた部分が実になりますが、これが立派な「引っ付き虫」!で
秋になると服にびっしり!!ついてきます。

 

↑花が咲くころになると茎も硬くて食べられそうにありませんが、まだ新芽の新年には柔らかいです。

まず洗ってかじってみた感想は、葉っぱ…イタリアンパセリのような感じ。苦みは少なくあっさり。
洗ってそのまま根っこをかじった感想は…美味しい!!セリだ!セリの根っこだ!!

これは大発見だぞ!? と思いましたワタクシ。

 

七草粥に入れても「セリっぽさ」があって美味しかったのですが、もっと「オヤブジラミの味」を体感してみたい!と思ったので後日、「オヤブジラミ」だけで卵どんぶりを作ってみました!

白だしを入れた水を沸かして卵を入れ、半熟のところに洗ったオヤブジラミの新芽をまるごとドン!です。

めっちゃ美味しかったーーーーー!!!

 

オヤブジラミ、食べた方の感想に「苦い」というものを見ていたので最初はちょっとビビっていたのですが
きっと新芽だからでしょう。
ドカンとまるごと投入してがっつり食べてもそこまで苦くはありません。セロリくらい?
セリ科特有の苦みはありますが、シャンツァイ(=香菜・コリアンダー・パクチー)よりは全然おとなしいです。

そして本当に「根っこが美味しい!」

オヤブジラミ、庭にどんどこ生えてくるんですよ。
たくさん生えて生えて多すぎるので、いつも数本になるまで
ただ引っこ抜いて捨てていました。
なんてもったいないことをしていたのかしら~~~!!

今年は、新芽のうちに。。。
きっと寒い間のうち、背が伸びだす前ならば美味しく頂けるのではないかと思うので
ときどき庭に出てオヤブジラミの新芽を探して摘み摘みして、卵どんぶり作ってお昼ご飯にしようと思います。

あ~~~いい発見をしました!!

背が伸びだすときっと硬くて苦くておいしくなくなるのだと思います。
寒いうちに堪能したいと思います。

 


 

いま、野にある若菜を摘む

「春の七草を摘んで七草粥を作っていただく」と言うと、なんだかとても大変なことのように感じるかもしれませんが・・・


七草が7種類全部、そのまんま揃う必要はないと思ってます。


春の七草と呼ばれる草の「仲間」もいいし
ほかの食べられる野草でもいいし
七種類揃わなくても、2種でも3種でも、「今あるもの」をありがたくいただけば良いと思うのよ。

そもそもが「いま、野にある青菜をいただく」行事だし。

 

わたしは、実際に「いま、野にある若菜を摘む」
わたしがやりたいからやっています。

子どもたちもこの「摘んで青菜粥」気に入ってるし。
あくまでも我が家の場合。 

 

七草セットはスーパーに売っているのでもちろん買っても良し!

今年は仕事だったので、朝お粥が作れなくて
仕事から帰って、暗くなりつつある中で大慌てで摘んで夕飯にお粥にしました。

いつ食べても良いと思うんですよね、当日じゃなくても近日中なら。

 

 

季節の行事は季節を楽しむことができればいい

七草粥も
鏡開きも

あっ忘れてたー!とか
できてなかったら
翌日でも次週でも良いと思います。

無理やり当日にやろうとしても大変なだけだもの。

日付が多少ズレたって
季節の行事を「できた」「やれた」ってことのほうがずっと嬉しいし
季節の恵みのありがたさも感じる気がすると思うのよ。わたしはそう。

 

1月のお正月明けは行事がてんこ盛り。
1月7日の七草の次には鏡餅を食べる「鏡開き」があります。
神奈川県では1月11日です。

神奈川ではお汁粉にしていただきます。
関西ではぜんざいと言うのかな?
つぶあんを溶いた汁の中にお餅が入ります。

 

鏡開きの次には、お正月の門松やお飾りを焚き上げるどんど焼きがありますね。

神奈川では14日が基本なんだけど
最近は日曜日に合わせてやることが多いです。

こちらでは
お正月の門松、お飾り、そしてできの悪いテストを
お焚き上げしてその火でお団子をあぶって食べます。

あなたの地域ではどんど焼き、いつですか?

 

門松やお飾りをどんど焼きで焚き上げることができないときは
神社に持っていくとお納め所を用意してくれていることが多いです。

それも無理だったら「燃えるゴミ」に出せば良いと思いますよ。
焚き上げ=燃やしてることに変わりないですから。

 
自宅で季節の行事を無理なくやるには
ルールに縛られすぎない
しきたりを守ろうとしすぎないことが大切だと思います。

もちろんしきたりには意味があるものですけれど
そこに縛られすぎて「できない」「やらない」「楽しくない」よりかは
「楽しくやる」ことのほうがずっと大事なんじゃないかな。

 

 

 

季節行事や季節の花を紹介したり
おうちで花を楽しむための基礎知識(花の買い方、買うお店の選び方、簡単に飾るコツなど)をお伝えしています
↓↓

 
 

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