海岸に打ち上げられた海藻からも、びっくり発見!
海に行ったら
たくさんの「大発見!」があるよ! シリーズ
今日は2回目:「海藻」編です。
砂浜には いろんなものが打ち上げられています。
木片 わらくず 海藻
貝殻 カニやヒトデの死体
などなど・・・
ここで、貝殻や
波で丸くなった 石やガラス(シーグラス)を
拾うのも楽しい♪
(拾った貝殻の話はまた別の記事で)
こーんな海藻 よく落ちてますよね。
拾って、じーっと見てみると
これまた おもしろ発見!
ぷっくりしてます。
これにも 「どうして??」「この風船みたいの何?」って
ギモンが出たら 一緒に考えよう!
だいじなのは 答えより
「何だろう?」「どうしてだろう?」って疑問を持つことと
「一緒に考えること」!
「今の段階の学術的な正解」じゃなくていいので
ぜんぜんいいので
「こう思うな!」っていう考えを
シェアしあうことができれば それでいいというか
それが 良いんじゃないかな!
いろんな海藻が落ちてるよ! 昆布みたい!わかめみたい!ひじきみたい?
落ちてる海藻にも いろーんな種類があって
風船のついているもの、ついていないもの
ワカメかな!? 昆布かな!? って思っちゃうもの
お寿司屋さんのツマで出てくるようなの・・・
いろいろあって 見比べるのも楽しいです。
↑これ、ある日の海岸に
一カ所にこうやってまとまって山になってました。
赤いの、緑の、茶色いの。
色だけ見ていても、いろいろですよね~
かたちも全然違う!
見てるだけでおもしろ~い!
きっと誰か、拾い集めて 観察して
置いて帰ったんだろうな。 と思うと
ニコニコしてしまいます。嬉しいな~
落ちてた海藻を 海水に漬けてみたら?
さらに、この「落ちてた海藻」を
水につけてみたら・・・
「何かいる!
うにょうにょしてる!!
しかも、すんごい いっぱいいるー!!」
って、またまた 大発見!
ピンピン跳ねてます。 ↑↑
動画がないのが残念です;;
これ、調べてみても 何なのか ぜんぜん分かりませんでした;
「何かの子どもかなあ? エビ? カニ?」
って予測してみたけど 分からなくて 知りたーい!
何なのか知ってたら ぜひ 教えてください!
海藻の下には、魚の稚魚が隠れていることも多いです。
泳いでいて海藻が浮いていたら
その下に魚がいないか探してみるのも 楽しい~!
網を持っていたら海藻の下を「ガサガサ」してみると小さな魚が捕れるかも。
海藻や わらくず、木片、流木は「拾わなくて良い」
なお、近頃は、海岸のゴミ拾い活動も
積極的に行われるようになってきて
とてもありがたいです。
ありがたいのですが 拾ってくれるときに
1つだけ、とても大事なことがあるので
頭に置いておいてほしいことがあります。
海藻や わらくず、木片、流木、貝殻、ヒトデや魚の死骸 といった
漂着した自然物 は、拾わないでください。
そのまま砂浜に放置してほしいです。
「ゴミ拾い」として拾うのは
カン、ビン、プラスチック、釣り糸や釣り針、ルアー、ビニール
靴やらボール、プラ容器、ペットボトル、ガラス などの 人工物。
人工物は、海の生きものたちにとって
基本的には「いらないもの」。「あると困るもの」
テトラポットや沈んだ船などを生きものたちが活用することもありますが
基本的には「人が出した人工のゴミ」は回収して持ち帰るようにします。
これに対して、漂着した
海藻・流木などは
生きものたちの住みかです。
浜辺に打ちあがった死骸はだいじな食糧。
住みかや食べ物を奪わないように
「もともとその場にあるべきもの」は
良かれと思ってゴミとして拾わないように気をつけてね。
小さな生き物の赤ちゃんの隠れ家がなくなったり
食べるものがなくなったりしてしまうと
海の生きものたちが暮らせなくなってしまいます。
境目を考えるポイントは
「人間がいない時からそこにあったかどうか」です。
人工物は拾って片付ける、と考えてね。
小さな生きものたちをもっと見つけたい!ときは
こういう ちっちゃな生きものたち
砂浜に こういう テトラポットや岩場があったら
ここにたーくさん! 隠れています。
*海の奥までテトラポットが配置されているときは
お子様連れでは奥まで行かないで!
テトラポットの間に落ちると吸い込まれて上がれなくなってしまいます。
↑既に砂で埋まってこのくらい浅くなっていれば(吸い込まれるだけの深さがない)
親がついていれば遊べます。子どもだけでは絶対に海に入らないでくださいね。
次は 岩場で 生きもの探しへGO!
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