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夏休み「朝顔の鉢植えの花が咲かない」「枯れちゃう」対策

夏休み~の生活科宿題「朝顔」超簡単版の育て方はコレ!

小学校1年生の夏休みといえば「朝顔の鉢植え」かも。


夏休み前に学校から 朝顔の鉢植えを持ち帰り
「観察日記を書く」
「タネを取って学校へ持って行く」
「枯れてツルだけになった鉢植えを学校に持って行く」

などなどの宿題が課されるかと思います。


けっこう長期間にわたるんですよね~この「朝顔」の課題。
うちの子たち、朝顔のツルで「クリスマスリース」作りましたからね。

が!ここで難関が。
家で朝顔を育てないといけないんですよ。
ここで困る親御さん多数。なんですよね。
子どもたちのクラスの親御さんたち困ってました。


持ち帰ったはいいけどこのあとどうすればいいの?
っていうか 持ち帰るときはきれいに花が咲いていたのに
家に持って帰ってから花が咲かなくなっちゃったんだけど??

なんてお悩みがあったら このページを良ーく読んでくださいね!

本を飛んだり
ネットで調べると
あれこれと難しそうで大変な数々のお世話が載っていますが

「んなもん、できるかーッツ!!」ってなってしまう方のために
超簡単バージョンの育て方をご案内します。

基本のき」であって、「めちゃくちゃ綺麗な花がたくさん咲く」育て方「ではありません」のでご注意ください。

あくまでも「枯らさない」「夏休みの宿題を終えられる」レベルです。

  

 

朝顔の鉢植えの持ち運びかた

持ち帰るときに知りたかった方、ごめんなさい。
また鉢を学校に持って行くときに参考にしてください。

朝顔の鉢植えは、支柱があって高さがあるのが難点。
ハッキリ言って1年生には危ないので
親御さんが持ち運びするように学校からお願いされているかもしれません。

しかし、おとなでも持ち運びしづらいですよね。
鉢を抱えると土で服が汚れてしまうので

鉢をスーパーのレジ袋など大きめのビニール袋に入れ
抱えて(抱っこして)持つ のが 朝顔が傷みません。

もしくは、自転車のカゴにそのまま
または同様に鉢をビニール袋に入れたうえで
鉢の部分を自転車のカゴに入れて運びましょう。

ビニール袋に入れた鉢を
ビニール袋の持ち手を持って運ぼうとすると
「ツル」「つぼみ」「花」「葉っぱ」
ぜんぶ傷んでしまいます。
支柱部分には触れないよう
鉢の部分を抱えるか
鉢の部分を自転車のカゴに入れて運ぶのが◎です。

  

  

朝顔の鉢植え 自宅での管理方法

ポイントを抑えていれば難しいことはありません。

が、植物を育てたことがない場合その「ポイント」が分からなくて困る!んですよね。

基本はこちらの3点。

●1:基本は日当たりの良いところに置く
   ただし高温になる素材の上に置く場合は直射日光を避けると〇
 
●2:水やりは早朝か夕方にたっぷりと鉢底から出るまで与える


●3:夜間は暗くなる場所に置く
   

1つずつ、詳しくお話していきますね。

 

 

基本は「日当たり良く」だけど 焼けるほど熱いのはNG!

基本的には 日光が当たったほうが良いです。
小学校の校庭でよく日光を浴びた朝顔の鉢植え、
小学校から持ち帰るときは
良く育って花・つぼみがたくさんついていましたよね。

が、ここで難点なのが
自宅では「土の上に置けない」場合が多いことです。

土の上、というのは 日光が当たってもそれほど温度は上がりません。
暑いですけど、焼け死んでしまうほどではありません。

しかし、しかしです。
昨今の戸建て、家の周囲がコンクリートで埋め立てられていて地面がなかったり
マンションでコンクリートのベランダやテラスだったり
アルミなど金属素材のベランダだったりして
夏休み、直射日光がガンガン当たると
「フライパン状態」になってしまう場所しかなかったりします。

フライパンの温度では
朝顔がお料理になってしまいます。
=焼け死んでしまう

裸足で歩けないほど熱い場所の上に
プラスチック製の鉢植えを乗せる場合は
日当たりの良い場所は「焼けて」しまいます。

<参考までに温度調べてみました。真夏の日光が当たる場所の温度>
 芝生・草の上  25~35℃くらい 気温と同じか少し低いくらい
 天然ウッドデッキ・土 40~45℃くらい 裸足ギリギリ

 コンクリート(白) 52℃くらい
 樹脂デッキ(木粉入)55℃くらい
 石・岩・砂 この間くらい?
 アルミ この間くらい?
 アスファルト    65℃くらい
 車のダッシュボード 80℃くらい

 
天然の土 または植物体=草や、木の板 の上以外の
人工物の上はほぼ、そのままではNGです。
天然物でも岩石・砂の上は鉄板の上みたいなものなのでNG

対処法として
いちばん簡単なのは、天然木の小さな「すのこ」を買って
鉢を置きたい場所に置き
その上に鉢を乗せること。


ミニサイズなら100均でもあると思いますが
小学校の低学年で使う、あの四角の鉢植えサイズだと
ホームセンターに行って探したほうが良いかも。
そんなに高額ではないと思います。

チラッと見てみたら Amazonで420円
ホームセンターだと 498円とか
小さいのがなかったら押し入れ用とかちょっと大きくても大丈夫なので
脚があって一段高くなっている「天然木」製の「すのこ」を探してね。

一段高くなって、下に風が通って、植物素材の上になることで温度が下がります。

ここで樹脂製とか金属製に載せちゃうと同じことだから気をつけてください。

 

 

すのこが面倒なときは 日陰でもOK

すのこを買うのが面倒、見つけられないなどのときは
取り急ぎ、カンカン照りの超高温の場所から
軒下など 日差しがゆるやか~明るい日陰 くらいの場所に移動します。

日差しが2~3時間くらいはあったほうが つぼみがつきますが
焼け死んでしまうよりは 日陰のほうが良いです。

ただし、日陰と言っても室内は暗すぎるので屋外にしてくださいね。
マンションの玄関のポーチなんかは
壁に囲まれていると室内同様に暗くなってしまうので
あくまでも「屋外の明るさ」はある場所に置いてください。

ベストな置き場所は>

・土、草 または天然木すのこ の上
・午前中メインに3~5時間くらい日が当たるといい
・午後の西日は当たらない(午後2時3時には日かげになる)
ほうがいい

  

水やりも「茹で料理」にならないように 早朝か夕方に

とにかく、一般家庭では「お料理にしない」ように気をつけてください。


あのね、農家さんみたいなプロフェッショナルなお世話をする必要はまったくないんですよ。
とにかく「生きていてくれる」ことに全振りしましょう。


生きていてくれればOK!
生きててくれてありがとう!!
生きててくれさえすれば万事OK!! 
と思ってね。

水はね、60℃の環境だと 50℃とかになっちゃうのよ。
そう、さっきの置き場所で
昼間に水をあげる=昼間に鉢の中に水があると
それは「茹でてるのと同じ」なの。ちゅどーん。

だから、昼間には 鉢の中にあまり水分がないようにします。

早朝5時、朝6時 とか
日差しが過ぎたあとの夕方4時以降とかにします。

できれば↑このくらいの時間には 日陰だと良いな。置き場所。

日光が強くない時間を狙ってください。
朝はできるだけ6時台まで
夕方は「日光が過ぎてから」です。

水は 土にあげます。
葉っぱを濡らしてあげるのも〇ですが
葉っぱが塗れるだけでは足りなすぎるので
鉢の「土に」、鉢底から水が出てくるまで たっぷりとあげてください。

水やりは、1日1回とか 回数を決めないほうが良いです。
できるだけ「土が乾いているかどうかを見て」
乾いていたらあげてください。

夏場は 基本は1日1回ですが
天気が良いときは様子を見て 乾いていれば朝夕の2回あげます。

室外に置くので鉢皿は不要ですが
集合住宅のベランダなど、水が流れては困る等
事情があって鉢皿を使う場合は
鉢皿に出てきた水はその都度 捨ててください。

鉢皿に出た水は捨ててください。
ここに「お湯」がたまってしまうと同じく「茹でてしまいます」し
根っこが水の中に浸かる状態になってしまうと
「息ができなくて死んでしまいます」

あくまでも水は土を「通過する」だけにしてください。
水に浸してはいけません。

あなたが海やプールの中にずっと潜ってはいられないのと同じです。
鉢の中の根っこは「呼吸」もできる必要があります。
根っこに空気も触れるように 水の中に沈めないようにしてね。

  

*旅行のときなどは 
100均にも売っている「ペットボトル水差し」を活用すると良いです。

こどもが持ち帰ってくるのは「じょうろになる」だけのタイプかなと思うので
「旅行時などに土に挿しておくとじわじわ水が出るタイプ」を買うとGOOD.

ただ、これをずーーーっと挿しっぱなしというのは良くないので
ふだんは 様子を見て水やり(夏場は基本1日1回、カンカン照りのときは朝晩2回)のほうがいいですよ。

  

 

花が咲かないときに要注意・夜は暗くなるようにする!

暑くなりすぎないようにしているし
水やりも気をつけているのに
持ち帰ってきたときは咲いていた花が咲かなくなってしまった!

そういうときは
夜、室内の灯りが当たっていないか 確認してみましょう。

朝顔は 気温が上がって夏になり
夏至をすぎて
日の出ている時間よりも
夜の時間が長くなったら
花をつけます。

 ↑
短日植物 といいます。

 

ハイ、「夜の時間のほうが 昼間よりも長くなったら」つぼみをつけるんです。

夜間、明かりが当たって
昼間の時間のほうが長い
と朝顔が感じてしまうと

花をつけなくなります。

 

「リビングの前のベランダに置いている」場合
この条件にひっかかってしまいがちです。
夜遅くまで起きていると必然的に部屋の灯りで朝顔が照らされてしまい
朝顔が「暑いけどまだ夏至前なんだ」と思ってしまう→咲かない

んですね T0T

このような場合
夜に電気をつけない部屋の前に移動するといいです。

街灯が一晩中明るい場合は
街灯が当たらない場所に移動ですかね。。。

それが昼間暗くなってしまうと難しいですが;

なんとか良い置き場所が見つかることをお祈りします!

  

じつは大事なのは 鉢の「置き場所」 置き場さえ見つかればあとは水やりだけ

・熱くなりすぎず
・そこそこ日が当たる(明るい)
・夜はちゃんと暗い

そんな「良い置き場所」さえ見つかれば、あとは
1日1回~2回 の水やりをしていれば
死んでしまうことはありません。

無事に宿題も終えられると思いますので
「朝顔にピッタリの置き場所」
探してみてくださいね!

 

 

 

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