大晦日の仕事後、毎年がんばって 栗きんとん&煮しめだけは作ります。
元旦は、そのおせち食べて初詣へ。
このとき田んぼを通るのが楽しい!
今年は暖かいからか、びっしり!の
「セリ」& ペンペン草(なずな)すごーい!咲いてる!
娘大喜びで 初ペンペン草でんでん太鼓しました♪
(↓でんでん太鼓しながら歩いている娘^^)
↑「春の七草」を 二つ発見!
「春の七草」教科書の中だけのものだと思っていたりするかも?
実際のところ、旧暦の季節とは約1カ月ずれがあるので
日当たりの良い場所でないと見つからない、というのはありますが
外に出て歩けば「春の七草」は令和の今も普通に生えています。
「ハコベ(はこべら)」はふつーにどこにでも。↑この道にも生えてましたよ。^^
(なので写真はないけど 厳密には3種類、見つけました)
おそらく、ハコベが一番見つけやすいです。
鉢植えの中にも生えてきます。
(幼稚園や小学校で飼うニワトリや文鳥・インコなどの餌にした経験あるのでは?)
もっとよく見て探せば
今年は 「コオニタビラコ(ほとけのざ)」と 「ハハコグサ(ごぎょう)」も見つかったのではと思います。
すずな・すずしろは カブと大根ですから
現代では畑の中にしかありませんが
それ以外の5種類は
今年は全部発見! できそうな暖かさでしたね。
ペンペン草の写真に いわゆる
今「ほとけのざ」と呼ばれるピンクの花のシソの仲間も写ってます。
(写真下のほう)
現代「ホトケノザ」と呼ばれるこのピンクの花は
毒じゃないけど 春の七草 ”ではありません”。
春の七草の「ほとけのざ(現代の名前は「コオニタビラコ」)」は湿地植物なので、
田んぼ周りでないと見つけにくいです。
見つからないときは 野っぱらにふつうに生えてる「オニタビラコ」をかわりに使ってOK^^
(春の七草の写真は、過去ブログ記事で紹介しています)
年の初めは 「若菜摘み(=春の七草摘み、と解釈される)」をすると
平安時代から 和歌にも詠まれています。
*「君がため 春の野に出でて若菜摘む 我が衣手に雪は降りつつ」
小倉百人一首 十五番 光孝天皇のうた
春の七草を探して歩きながら
2000年前の人々に思いを馳せる 我が家恒例の 一年のはじまりです。
学校での教科に関係なく 芋づる式に
「○○といえば●●といえば△△」って
会話を広げていくと
子どもの学習への興味・意欲もUPすると勝手に思っております。
でね、家族のおさんぽのいいところは
「忘れない」こと。
「家族の思い出」であって、教科書の丸暗記とは違う。
あくまでも 幸せな想い出の中に 「タネ」があるといいなと思います。