「花はいつでも摘んで良いもの」にしたい

わが家では「庭に植えたお花」・・・
とくにパンジーやビオラのように
どんどん、い~っぱい花が咲く植物は

【お花 摘み放題】にしています^^

摘み放題! なんてしたら
全部なくなっちゃわないかって?

「庭のお花を摘んでいい?」という話になったとき
「お花さんが明日も
 花を咲かせることができるようにしてあげようね」

って伝えると
娘は自分で
「じゃあ、1日3輪にする」と 決めました^^

 

花を 
「きれいだな、かわいいな、大好きだな」

って思っていれば
子どもだって
「お花が明日、来年、なくなっていい」
とは考えないんですよね。

ちゃんと
「花がまた明日も、来年も咲くことができるように」
自分で考えて 摘む量を考えることができます。

 
これは、自分に子どもが生まれて
わたしもはじめて 学ばせてもらいました。

子どもは それまで私が思っていたよりも
ずっとずっと
自分の頭で ものごとをちゃんと考えて判断できるんですよね。

それを知ってから
「状況」や「こうなるように」だけ伝えて
 
どうするか? は 
子ども自身に 決めてもらうようにしています。

 
ときどき
「今日は5輪採ってもいい??」って
多めに摘むこともありますが

1回摘んだら 1週間は楽しめるので
毎日摘むわけではないのです。
だから 多めに摘む日があっても オッケー^^

 
こんなふうに 「髪に挿して!」という日も
数時間限定の髪飾りに^^

喜んでおさんぽに出かけます♪

道行く人に
「あら、ホンモノのお花を飾っているの!?
 すてきねえ~!」
と褒められて ウッキウキです^-^*

 
 
摘んだ花は、湯呑みに水を入れて
娘が自分で花を入れます。

「今日も3輪摘むの♪
 今日は これがきれい♪」

今日は水をたっぷり入れておきました^^
同じ器だけど、また違う表情に。

娘が作った折り紙の「インコ」と
テーブルの上に並びます^^

さりげない花
子どもが摘んだ花

最初の苗代以外 なーんにもお金かかってない
家の湯呑みに活けた花

でもね、この
「娘が摘んだ3輪」が
テーブルの上にあるだけで

なんだか 「ちがう」 んです^-^*

 
 
それはね

ぜひ やってみて 感じてみて^^

 
「庭のパンジー」である必要はまったく ナシ!

「おさんぽで摘んできた 名前も知らない花」だっていい。

「お花を触っちゃダメ!」
「お花を摘んじゃダメ!」
とは わたしは 子どもたちの中に 書き込みたくないんです。

そりゃ「人のモノ」はとっちゃダメですが
(よそのお宅の花・公園の花はNG)
それと「花を触っちゃダメ」なのとは
まったく別のことだから

「花は、いつでも好きなだけ
 好きなように楽しんでいい」にしたい。

  
 
花屋時代、お店に来てくれる親子のセリフで
一番悲しかったのが
「お花を触っちゃダメ!」 だったから。

子どもを連れておさんぽしていて
やっぱり一番悲しいのが
道ばたの花に手を伸ばす子どもに
「お花を触っちゃダメ!」って伝える
そのセリフだから。
  

「花は触っちゃダメなもの」って
子どもの頃にママが言ったから
お花に触ったことがない

そんなふうに大人になってしまったら
わたしは なんだか 寂しいから。
 
 
「お花は、いつでも好きなときに
 摘んで、飾ったり あそんだり 身につけて良い」

そういう「感覚」を
子どもたちに 伝えたいから。
 
 
休日のこういう景色が
わたしは大好きです^^

 

 
 
「苗を買うにはどのお店に行ったらいいの?」
「どれを買ったらいいの?」
「どうやって家まで持って帰るの?」
「お世話ってどうしたらいいの??」
 
って思っちゃうときは・・・
 
そんな素朴な疑問に1つ1つ答え かつ
お花の豆知識もいっぱい^^ な 
おうち花メルマガ 書いてます♪

 

 
 

 

本多るみ

おうち花マイスター。 育てた植物を食べて飾るおうちで育ち、生きもの・生態系大好き!で農学部へ。東京農大卒農学士・学芸員資格所持 生花店で11年店長として勤め、出産退職と同時に「おうちの花」を家庭に伝える活動を始める。「家庭と科学」の家庭教育講座・講演も。

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