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いま着ている服が「何なのか」知る日

わが家では、つね日頃
「その花が 毎日の暮らしの中の 何に使われているのか?」
を 子どもたちにアナウンスしています。

たとえば、「綿の実」の場合・・・

 

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わたの実(綿・コットン) は 可愛い「だけじゃない」!

「綿の実」(わたの実・コットン)
きっと、あなたも見たことあると思います! 

綿の実は、11月ごろから~ こんなふうに
「冬らしさを出すアイテム」として よく使います^^

我が家では、この「綿の実」を飾ったら

「この わたの実フワフワを引っ張って よりよりして 糸を作って
 糸を織って布にして
 布を切って 縫い縫いして
 ムっちゃんがいま着ている
 このお洋服ができているんだよ!」

 
って子どもたちに伝えています。

  

「ええー!? そういうこと知らないから無理!」
って思うかもしれないけど 
いまどきは、スマホで簡単に調べられるから大丈夫(^o^)

すると、むすめ4歳のある日
「ねえ、これタネなんだよね! タネはどこ?」
と 言いました。

ナルホド!
確かに この わたわた
「タネ」 が 入っているはずです!

これは わたしも やってみたことがありませんでした!

 

 

わた(綿花)の実を 分解してみた

なので さっそく・・・

娘と一緒に わた(綿花)の実 を分解してみました(^o^)

わたの実 は
1つの実が 4つの部屋に分かれています。

まずこの4つの部屋のうち
1つの部屋から
わた を引っ張り出してみました!

すると・・・

1つの部屋に 8個ずつ タネが入っていました!

  

と いうことは 4部屋あるから
1つの実で タネは何粒?? って 算数クイズもできちゃう(^m^)

  

タネ1個ずつに びっしりとワタがついていたので
タネから わたを むしり取ってみました^^

けっこうビッシリついています!

思っていたより 1つの実から
たくさんのワタが採れました(*´▽`*)

もふもふ♪ の質感に 喜ぶ娘^0^

ちなみに 綿のワタの色は 天然で
白・茶色・みどり の3色があります(*^_^*)
これは 茶色の種類です(*^_^*)

  

服が売っていることの「ありがたさ」を知る

この 「わた」 を引っ張って、ねじねじして
糸を作ってみよう! というのもやりましたよ!

わたしも一緒に 撚りよりしちゃったので
写真を撮り損ねましたが^^;

いやー 糸にするの たいへん、タイヘン、大変です!

 

その糸を さらに 織って布にして
そこから 服を 縫うわけですから
その苦労たるや とんでもないことです!

  

誰かが  
わたの苗を育てるところから
・実を摘んでわたを採って
・わたから 糸を撚って
・糸を布地に織って
・布を裁って 縫い合わせて服にして
・そして 売ってくれているから


まいにち服が着られるんですよね~~

 

一体、手もとに服が来るまで 何人、何十人、何百人、何千人!?が
お仕事をしてくれたのかな???

 

この 「ありがたさ」

いかに「自分でやる」 ことが タイヘンか! を
身をもって 体験しないと
なかなか 感じることができませんね・・・・

 

なので
こうして 1つ1つ
「実際に 子どもと一緒に体験する!」 ことって

わたしたち おとな自身にとっても
ものすごーーーく 勉強になるし
子どもにも もちろん 学びになる。ハズだ。


っていうのは親のエゴかもしれないけど
ぜったい学びになってると思う、自信をもって。

 

 

教科書では 社会(+理科・家庭科)で習うことだけど

ちなみに、教科書の上では、小学校5年生くらいの社会科で、”綿花産業” 的なことで習うと思います。
裁縫をやるのも 5年生(家庭科)かな。
綿の花については 理科でも扱いがあるかもしれません。

だけど、実際に自分で 綿の花を見て、実を自分の手で触って
糸を引き出してみて、紡いでみた経験が
あるのと ないのとでは
そもそも この 飲み込みかたが まるで違うと思います。

ていうか、授業で出てきたときに
「それ、知ってるよ、やったことあるよ、大変なんだよ」
っていう 下積みが すでにある上
に 教科書を読んで授業で習うことで

これだけの人が、これだけの機械をつくって、大規模にお金をかけて工場を作ってるんだ、
「自分の着ている服」の裏にある人の人数、労力、材料の綿花、農地 といった部分まで
配慮が行くようになるんじゃないのかな、
って思ってます。

いきなり教科書に書いてあったからって
そんなところまで 実感できるわけないもんね。

 

家庭科で針と糸を持ったって、そんなところまで 思考が及ばないだろうし

理科で「受粉のしくみ」とか「実ができる」とか習っても
「綿の実」ましてや「今自分が着ている服」との「つながり」まで 理解できないほうがあたりまえというか

学校の授業って こうして「今自分が着ている服のこと」を
こまかい内容・しくみの部分部分ごとに細分して
社会と理科と家庭科 といった別教科に 分けてしまうから
つながりや 全体像が見えないんですよね。 見えなくて当然な気がします。

そこを「つなぐ」授業が あたらしくできた「総合」な気がしますが
えー、そこから先生が教えるの? とわたしはちょっと違和感があるというか

学校の先生には、親じゃわからない、できない
こまかい専門的な部分を教えて頂ければありがたいです わたしは。

  

そもそもが「生活のこと」なんだから
おうちで 親から子へ
祖父母から孫へ
代々伝えていく
もともとのかたちで行うのが自然な気がするんです。

  

花は 食べ物で 薬で 家そのものや 服や 紙なんだから
家で花を飾りながら
そういう「この花と、実際の生活へのかかわり」を
親子で楽しくあそんで「知って」いく毎日が最高! なんじゃないかな。

って めちゃ本気で思ってるんです。

楽しく親子で遊んでるうちに学びにもなって
親子の想い出にもなって、花も見られて
実も採れて飾れて もう最強じゃん!
 って。

 

  

 

 

「綿(わた・綿花)」は 花屋さんで苗・鉢を買うことができます!

「わた」について もっと知りたくなったら
夏には ワタの鉢植えも!
花屋さんで売ってるんですよ^^


父の日すぎ~7月中くらいかな。
花屋さんを じーっっつと見ると見つかるかも。

もちろん、「わたの苗は入荷しませんか?」とかって
声をかけてみるのも◎
入荷してくれるかもしれませんよ!

  

買って育てると
わたのお花も♪
若い実も♪
実がはじけるようすも! 見られて

 
とっても おもしろいですよ~(^o^)

  

「わた」の苗を 息子と育てたときのようすや
畑に植えられた「わた」を見たときの写真 どこかにあるはずです。
むかしブログに載せたと思うのですが・・・見つからない;;
見つけたらまた 載せますね^^

「わた」のお花、とってもきれいですよ~!^0^
ハイビスカス、芙蓉や むくげとおなじ仲間です。
野菜の「オクラ」もお仲間。 そっくりな花が咲きますよ!

って言われても

「どのお店に行ったらいいの?」
「どれを買ったらいいの?」
「どうやって家まで持って帰るの?」
「お世話ってどうしたらいいの??」

って思っちゃうときは・・・

そんな素朴な疑問に1つ1つ答え かつ
お花の豆知識もいっぱい^^ な
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