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簡単にドライフラワーにできる「紅花(ベニバナ)」

夏は花が長持ちしない!ので、葉っぱを飾ったり、白い花を飾るのも良いのですが、「簡単にドライフラワーになる花を飾る」のも良いです。
ふつうに飾って、干して、カリカリなったらまた飾れる。同じ花で3度おいしい!
ドライフラワーにしやすい花として「紅花」を紹介しますね。

 

紅花(ベニバナ)ってこんな花~着色料・植物油の原料

紅花は、<キク科ベニバナ属>。


古くから末摘花(すえつむはな)、紅藍(べにあい)、久礼奈為(くれない)などの名前で親しまれている花で、その名の通り口紅の紅を採っていた花です。
紅色の色素は少なく、黄色の色素が多いため、現在よく食品に使われている「ベニバナ色素」は黄色い色を付けるのに使われています。スナック菓子やラーメン、ジュースなどあちこちに使われているので食品・お菓子のパッケージをひっくり返して「ベニバナ」の名前を探してみてね。
草木染にも使われます。

着色の染料のほか、乾燥した花は「紅花(こうか)」という漢方薬になります。
種子をしぼった油は「サフラワー油」という名で販売されています。普通にスーパーに並んでいますよね。

花を飾るより、食品・植物油として食べている機会のほうが多い花です。
「何を食べてるか」今まで知らなかったー!
ってビックリするのも楽しいですよね。

時期になると花も売ってるので、機会があったらぜひ飾ってみて。
7月を中心に、早ければ6月下旬~8月まで出回ります。

 

紅花をまずは生花として飾る

紅花の楽しみ方その1。まずはふつうに生花として飾って楽しみます。

ベニバナは、よくスーパーやホームセンターなどの束売りでも売っていますので買いやすいです。
つぼみが開き始めのものを買ってくると長く楽しめます。

  *こんな束を買ってしまうと長持ちしないので注意!ポイントをメルマガでプレゼントしています

 

 

花瓶を使ってももちろん良いのですが、どうもうまく飾れない、というときはシンプルなカップ形の器を使うと良いです。なのでマグカップやグラスを使うのもおすすめ。飾るようすの動画はこちらです。

棒の先に丸い玉がついた形状をしているので、紅花だけでは見た目に落ち着かないです。
足もとを埋めてくれるものを追加しましょう。
家の周囲にある草木の葉っぱも使えます。

   

 

紅花の花の先進み具合の見かた

紅花の花の先進み具合は色で見分けられます。


1:咲き始め~淡い黄色
2:新鮮な状態~鮮やかな黄色
3:満開~オレンジがかってくる
4:咲き終わり~赤みがさして花がしおれる

ちょうど花が咲いているときの花のかたちが、「あざみ」や「るり玉あざみ」と同じですね。
飾り方も同じと考えていいですよ~!

この記事では、咲き終わりの写真を撮りたかったので咲き終わるまで飾っていますが
「満開」の状態が増えてきたら咲き終わる前に干したほうがキレイです。
つぼみのものはつぼみのまま干し上がるので、つぼみが咲いてくるのを待つのもアリ。
先に満開になった枝だけ先に干しても良いです。

 

紅花を家庭で簡単にドライフラワーにするには吊るすだけ!

花が咲き進んできたら、楽しみ方その2:吊るして干して飾る、に進みます。

紅花を家庭で簡単にドライフラワーにするには「吊るす」だけでOK!
紅花は、活けていた水から出して、逆さまにして吊るすだけで簡単にドライフラワーになります。

自宅に特になにもなくても、ハンガーに輪ゴムで吊るすだけでもOK
壁に物を掛けるフックがあればそこに吊るしてもOK
ガーランド等と一緒にかけるとそれだけで、吊るしている間もかわいく飾っているような状態になります!
干している間も=飾っている状態になるのでお得ですね。

 

といっても分かりづらいでしょうから、動画撮っています、どうぞ~

 

ひもとピンチを使ってもかわいいですね。
100円均一でこういう紙ひも(ラフィアという)も、可愛いピンチも売っていますよ。

注意事項は「直射日光の当たらない場所にする」くらいです。
風通しは良いほうが良いですが、あまり場所を吟味しなくても吊るせば簡単にドライフラワーになるのが紅花の良いところなのです。

 

 

ドライフラワーになったら好きなアレンジでまた飾ることができます

カリカリに干しあがって、茎がしっかりと固くなったら、吊るした状態だけでなく、好きなアレンジにしてまた飾ることができます。

しっかり干し上がると、花が上になるようにしても、花首が折れません。
しっかり茎が固くなって、またふつうに花瓶やカップに飾ることもできますし
フラワーアレンジメントを作ったり、花束にすることもできます。

今度は水が要らないので、どこにでも飾ることができます。

紅花はただ吊るすだけでもきれいなオレンジ色のドライフラワーになり、色がとても長持ちします。
色の褪せ具合は置き場所の条件によると思いますが、わたしは5年くらいは平気で飾ってます。
だってずっときれいなんだもん…

と、いうわけで、
「生花で飾り→吊るして干しながら飾り→またドライフラワーを飾る」・同じ花を3回楽しんでしまう作戦 をお伝えしました^^  

 

この方法はどの花にもできるわけではありません。
「家庭でも吊るすだけできれいなカリカリのドライフラワーになる花」限定です。

限定ではありますが、吊るすだけでカリカリのドライフラワーになる花は、夏場、けっこうあります^^

ふつうのおうちで、吊るすだけできれいなカリカリのドライフラワーになる花には特徴があります。

長くなりますので、「ふつうのおうちで、吊るすだけできれいなカリカリのドライフラワーになる花の特徴」はまた別の記事にまとめますね。

 

  *こんな束を買ってしまうと長持ちしないので注意!ポイントをメルマガでプレゼントしています  
 

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