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夏の長持ち小花・フロックスの3分フラワーアレンジ

暑い夏も長持ちする花のひとつ「フロックス」を3分で飾ってみたよ!動画のページです。

 

もともと夏に咲く花は暑さに強い! 切り花のフロックスとは

夏は暑いため、全般的に切り花は長持ちしない時期。
ですが、「もともと暑い夏に咲く花」は暑さに強い傾向にあります。

中でも、この「フロックス」は つぼみがたくさん!
1本の茎からたくさんの小さな花が咲くタイプの植物なので
1本でもつぎつぎに花が咲いてとても長く楽しむことができるのでおすすめです^^

「フロックス」には種類がた~くさん!あるのですが
夏に切り花が出回るのは、フロックスの中でも草丈が高く1mほどになる、
「クサキョウチクトウ(Phlox paniculata)」と呼ばれる種類。
花屋さんではふつうに「フロックス」の名で並んでいると思います。

苗だと濃いピンクや紫色もありますが
切り花の場合は ほとんど白。
たまに薄いピンクや薄紫もあります。
真夏に見た目がサワヤカな色あいを厳選しているのかも(あくまでも予測)

1本のお値段は200円前後。
1本がタテに長く、枝分かれもありたくさんのつぼみがついています。
花1つの直径は 1.5cmくらいの小さな花ですがたくさん咲くので寂しくはありません。
あまりに小さなつぼみは咲きませんが、色が見えていれば大体咲くのでとてもお得!な花。

切り花が出回るのは7月後半~8月のズバリ!「夏休み」の時期。
戸外でも7月~8月に咲きます
(苗がほしいときは4~5月に売っています)
(種は秋にも売っています)

なお、このブログで「夏の花」と紹介する花は
どれももともと夏の花で 暑さに強く
夏でも比較的長く楽しむことができます
から
お店で見かけたらぜひ買って飾ってみてね。
 
→どんなお店で買えば良い? どの花を買えば長持ちする?
 ブログにはちょっと書けないお花屋さんの裏話はこちらから申し込んでください

   

  

フロックスを長いまま飾ってみる

まず、このフロックスの切り花を長いまま飾ってみますね。

家で切り花を飾るときは、
吸水スポンジや剣山を使わなくてもいいんですよ。

切り花が水を吸うことができれば良いので
水の入った入れものに、
花が水を吸うことができるように花を入れれば大丈夫!

この「入れるだけ」の活け方を【投げ入れ】と言います。
おうちの花飾りはこの【投げ入れ】でじゅうぶんですよ。

 

背丈の長い切り花は、
まずは長いまま飾って、花が咲き進んできたり
お手入れ(切り戻しという短くする作業)を繰り返して
長さが短くなってきたら →短く飾る

と、良く言われますが(本とかお教室とかで)

「家に大きな器がない」
「大きな花を飾る場所がない」
「小さいほうが好み」

とか、いろいろ「大きく飾りたくない・飾れない理由」も、ありますよね?

そういうときはもちろん「最初から小さく飾るのもOK」!です。 

 

  

背丈を低く、小さく、短く飾るバージョン 

 

背丈を低く飾るときは
そのままザクっと全部まとめて短く切る「のではなく」
動画のように「切り分け」をすると
つぼみや葉の1つ1つをきれいに飾ることができます。

 ↑
って言われても…
「最初はドキドキしてしまってなかなか切ることができない!」
ってなると思いますが
大丈夫です、「失敗」したっていいんです。

ていうか取り返しのつかない「失敗」はありません。
花的には別に、どこで切っても「いい」んです。
切った部分を可愛く見えるようにと飾ればOK!

ビデオで紹介している「切り分け」は、あくまでも
「飾るのが簡単になる」「簡単にきれいにまとまる」アイディアのひとつ。
【絶対にこうしなきゃいけないもの】ではないので
気にしすぎずにチャレンジしてみてね。
 

もし、あとから
「あっちで切ったほうが良かったな」って思ったなら
次回そうしてみて。
そして「こっちのほうがいいじゃん!」
ってコツを覚えてきたならそれが「成長」です^^

これは「やってみなくては経験できない」んですから
最初から完璧にキレイにできなくちゃ!と
気負う必要はありません。
たくさんやってみて、「いまいちだったな」があってこそ、
「もっとああしてみよう、こうしてみよう」が出てくるもの。

最初は おうちに1本、飾ってみよう。どきどき。
からでいいんですよ。
うまくなくてもいいんです。

「こういう所で切ると、入れるだけでもキレイに見えるよ」
っていう「わたしの経験」をお伝えしますから
「あなたの経験」の参考にしてみてね。

  

  

フロックスの「つぼみ」と「咲き終わった花」の見分け方

咲き終わった花は、どんどんつまんで取ってしまいましょう。
フロックスは、切り花になってもつぼみが開きやすい植物です。

1つの花が咲き終わっても、
色の見えているつぼみは、どんどん咲いてきてくれるので
咲き終わった花は、どんどん取ると良いです。

「って言われても、どれが咲き終わった花なのか分からない!」
っていうお声が多いので、写真をよーーく見てね!

きゅっ、と ねじを巻いて固く閉じている とんがった白いのが、「つぼみ」
(花色があるものなら淡く色づいています)

しわしわで、茶色っぽくなって、デレデレっと下がっているのが「咲き終わった花」です。

「ハリがあるかどうか」
「キュッっとねじを巻いて締まっているか」
を見ると良いです。


ほかの花も同じ感じのものが多いので、憶えておくと便利ですよ。

 


 

一緒に飾った花(?)緑色の「手毬草」

ピンポイントで 手毬草が写った写真がないのですが;
↓の写真の右上のほうに
「モサモサ」した緑色の物体が写っていますよね。

これが「手毬草」 こう見えてもナデシコの仲間で、「花」なんですよ。

「緑色の花」にわりと多いのですが、
正確には 花びらがなく
花のガクやしべの部分が変形して集合体になっているもの。
バラやガーベラも同様の花があるので
興味があったら探してみてね。

こういう花は「花びらがない」「花粉もない」ので
もはやグリーン(葉っぱや枝)と同類。
長持ちするので、やはり夏におすすめです。

 

 

一緒に飾った葉 タバリアファン

上の写真↑の左側の葉が 今回フロックスと一緒に飾った「タバリアファン」
よく売っているシダといえば「レザーファン」ですが
レザーファンはとってもゴツゴツしていて固いです。

タバリアファンはとても柔らかくてしなやか。
かといって、すぐ萎れてしまうということもないので
とても飾りやすいです。

あんまり「いつも売っている」系ではないので
「見つけたら買い」の部類。
もし見つけたらぜひ買って飾ってみて~
とっても上品な雰囲気になって良いですよ!

 

 

 

じつはこんな花も「フロックス」!

春に川辺などを一面に彩る「芝桜(シバザクラ)」
じつは、あの 芝桜も「フロックス」なんです!(Phlox subulata

芝桜みたいに、地面の上を這って育ち背丈はほんの10cmくらいのものから
切り花で出回る草丈100cm!のものまで
ぜ~~んぶ、フロックス。

中間くらいの背丈のものもあるし
春に咲いたり、夏に咲いたり、春秋に咲いたり、咲く季節もいろいろです。

「苗」や「タネ」を1年通してチェックしていると、
きっといろいろな種類の「フロックス」に出会うことができますよ!

  

  

どのお店で買う? どれを買う? 
花を最初に手に取る前の「どうすればいい?」
「花がすぐ枯れちゃう」から解決したいときは↓メールを読んでね。

 
 
 

 


 

 

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