「お彼岸って 何なんでしょうか?
じつは よく分かっていないんです;;」
あなたも そう思っていますか?
お彼岸とは?
安心してください。
わたしも、花屋さんになるまで知りませんでした!
花屋さんにならなかったら
まったく 知らなかったかも!
3月・9月になると
スーパーの店頭に
お供え用のお花や
お供え物、ぼたもちなどが並びはじめます。
これが「おひがん」用のお供えもの。
3月が 『春のお彼岸』
9月が 『秋のお彼岸』 です(・ω・)/
・・・ハイ。 って言われてもね!!
ここで!
今さら聞けないシリーズ!ヽ(゜▽、゜)ノ
「お彼岸って、何???(((゜д゜;)))」
に お答えします^^
お彼岸は春分・秋分の日をはさんで7日間
お彼岸(おひがん)とは・・・
ざっくり言うと
「春分の日」と「秋分の日」 のことをさします。
おー、カンタン!^0^/
春分と秋分 なので 春と秋の2回あります。
春分・秋分は その年によって日が変わりますので注意して。
2024年の場合
春分の日は 3月20日(17日~23日)
秋分の日は 9月22日 (19日~25日)です。
どうして 春分・秋分 に
お供えのお花がお店に並ぶのでしょう?
春分・秋分は 昼と夜の長さが同じ日です。
この日が最も「彼岸」=「あの世」に近い日、
とされているから
先祖をまつる風習があるんです^^
いまの時代なら、「お墓参りに行く日」と思えばいいでしょう^^
「春分の日」「秋分の日」の当日を
「真ん中の日」=「中日(なかび)」と言い
中日の 前3日・あと3日 の 合計
「7日間」を『お彼岸』と呼びます。
この、彼岸の7日間に「入る日」を『入り日(いりび)』
終わる日を『彼岸明け』 といいます。(・ω・)/
今年の春彼岸の場合は、
20日が春分の日だから
入り日は3日前の17日
明けは 23日
秋彼岸の場合は、
22日が秋分の日だから
入り日は3日前の19日
明けは 25日 になります。
(毎年すこし前後します)
彼岸=あの世に最も近づく日がこの1週間
「彼岸」という言葉は、「あの世」のことを意味します。
春分・秋分の日は、昼と夜の時間が同じ日ですよね。
年に2回あるこの日を、この世とあの世の境目が近づく日と捉え
お墓参りをしたり、亡き人に想いを馳せる期間が年に2度のお彼岸の期間です。
慣例では『入り日』に花を用意して
お墓参りに行くのが好ましいとされています。
が、都合がつかなければもちろん彼岸中ならOKですし
お墓に行くことができなければ思い思いの場所で故人をしのんでもOKです。
なので、お彼岸の花屋さんは実はけっこう忙しいのです!
お墓用のお供えのお花に関しては「仏花の基本&仏花をおしゃれにする方法」の記事を参考にしてくださいね
お墓に備えるお花「仏花」の基本はこちらのビデオでもどうぞ^^↓
お彼岸のお供えものが「おはぎ・ぼたもち」
『春のお彼岸』のお供え物がぼたもち
『秋のお彼岸』のお供え物が おはぎ。
もち米にあんこやきなこをまぶした、あなたも良く知っているあの和菓子です。
神奈川県の我が家の周囲では
春も秋も、夏も冬も「おはぎ」っていう名前で売られてますが・・・
春と秋では本来、「呼び方」が違うんです。
この「おはぎ」と「ぼたもち」の名前の由来は
季節の「花の名前」なんですが・・・ 分かるかな?^^
ではまた^^/