実家の花飾り=3分フラワーアレンジなんです。

 
明けましておめでとうございます!
本多るみです。

あなたは、どんなお正月を過ごしましたか?

 
 
わたしは茅ヶ崎の実家に
子どもたちを連れて行きました。

 

実家に帰ったら
玄関にお正月花が飾られて
 
ほかにもいつものように
家の中にチョコンと
庭の植物を摘んで飾った花飾りがありました^^

っていうか  これらの花飾りは
全部が全部を、
新しく飾った訳じゃないでしょう。
 
アイビーや初雪かずらは
きっとずーーっと入ったままだと思います。
 
なぜなら・・・戸外だったら
初雪かずらは 冬はこんな色のはずだから。

 

だから、この初雪かずらは
きっと 暖かい季節のうちから
ずーーーっとこの器に入っいるのです。
 
チョキンと切って飾ってから
何ヶ月も長持ちしている。
(根っこが生えて、水耕栽培状態になっている)
 
そこに、そのときどきで
ちょっと花や実を足す。
 
 
 
わたしはずっと
こういう花飾りを
あたりまえに見て育ってきました。
 
自分で飾ったことはなかったけど。

そして花屋さんで働き始めたとき
わたしの中の「あたりまえ」との違いに
衝撃を受けたんです!
 
さらに!

お店で運営していた
大手協会のフラワースクールの内容を見たとき
もっと衝撃的に!

 
 
 

もちろん 豪華なお花をたっぷり使うのも良いです。
ゴージャスだもの!
わたしだって、結婚式でケチろうとかは思いません!

   

でもお客さんは 結婚式でも
なるべく安くしてほしいって言うのよ。
 
   
店頭の商品だって
高額なものもアリだけど 
安くてオシャレ、な入門品も必要。

 
 

何より おうち用に販売するお花は
一瞬の美しさより

【いかに丈夫で長持ちしつつお買い得か?】

っていう
当然の お客さんの願望を叶えるのが
お店の義務というか
叶えてあげたい!って思った。

 
 

で、これ
 
 
「実家でやってることを
 取り入れたら叶うじゃない!」

 
 
花屋さんの運営にも
自分でおうち花講座を作ったときにも
うちの実家でやっていたことを取り入れた

 
 
それが わたしのやっていること。
 
 
 

うちの実家みたいに
あたりまえに植物をチョキンと切って
サッと飾るのが「家事の1つ」で
 
お母さんの仕事とも限らず
むしろおうちの「お父さんのしごと」だった家は
 
昭和世代には
けっこうふつうです。
 
でも、お花屋さんや フラワースクールには
まだまだ、その素晴らしい伝統の日本のワザが
生かされていない。

 
 

このままだと
高齢者世代が寿命になっていくと同時に
この日本の
花を毎日、家事の1つとして
あたりまえに愛でる
っていう文化がなくなってしまう。

 
 
 

わたしは
 
「そんなの イヤだーーー!!」
 
って 感じるんです。

 

 

わたしは
この
 
花と暮らすのがあたりまえ、な
この日本人の文化を
引き継いでいきたい
 
子どもたちに受け渡していきたいって
願っているんです。

 
 
そのことを、
このお正月にまた
改めて感じました。

 
 
 
 

あなたの実家の
おうちの内にも外にも
きっと伝統的なお花かざりが あるでしょう。
 
 
地域でさまざまなお飾り、お花。
  

   
あたりまえにそこにあるような気がするんだけど
あたりまえに今そこにあるのは
 
あなたのおじいちゃんおばあちゃん
お父さんお母さんが
受け継いで残してきてくれたから。
 
なんですよね。
 
 
そして、あなたがそれを引き継がなかったら
子どもたちも孫たちも
知らないのがあたりまえ
になる。

 
 

ふつうのおうちで
ふつうに家事の1つとしてやっていたことだから
スッゴく難しいなんてことはない。
やれば誰にでもできる。
 
けど やらないと文化ごと消える。
 
 
そのことを
 
まだ、わたしと同じように
 
「そんなのはイヤだ、寂しいよ」
 
って 思ってくれる仲間を
わたしは探しています。
 
    

今年はもっともっと
このお花と暮らす文化を
残したいなと思ってくれる仲間を
増やしていきたいです!^^

  

本多るみ

おうち花マイスター。 育てた植物を食べて飾るおうちで育ち、生きもの・生態系大好き!で農学部へ。東京農大卒農学士・学芸員資格所持 生花店で11年店長として勤め、出産退職と同時に「おうちの花」を家庭に伝える活動を始める。「家庭と科学」の家庭教育講座・講演も。

おすすめ

コメントを残す