ポピー、麻薬のケシとどう違うの?
「ポピー」
名前はよく聞くと思いますが・・・
もしかしたらあなたも
ポピー=ケシ。
ケシ=阿片(゚∀゚)!麻薬(゚∀゚)!
って思ってるかも??
「麻薬のケシとどう違うの?
毒あるの??(゚∀゚)」
って ぶっちゃけ 気になりますよね!
花屋さんで売られているポピーも
「ケシ」の仲間ではありますが、
ポピー(ひなげし)と呼ばれる種類には
アヘンは含まれていません。
ので、普通に花を売っています^^ ご安心を。
切り花で売っているポピーは、
ふつう「アイスランドポピー」という種類。
房総半島などの春の「花摘みツアー」の定番のお花です。
葉っぱ、ベタっと地面に張り付いて、
花部分だけが長く上に伸びます。
「たんぽぽ」みたいな形ですね・・・
全体の姿はあまりカッコ良くないので、
鉢植えや花壇にはあまり植えません。
ケシの種類の花は、お花や立ち姿は、みんなそっくり。
茎の毛は生えてたり、生えてなかったりしますし、
葉っぱの形もそれぞれだけど
つぼみは頭を垂れていて、
花が咲くと上向きになり、
花びらが散ったあと「坊主頭」みたいな実(ケシ坊主)ができ、
この実の中にタネができます。
<参考>:ケシの仲間いろいろ(Wikipedia)
アヘンを取るケシの場合、
この「ケシ坊主(実)」に傷をつけて
出てきた液を精製するそうです。
あんぱんに載っている「ケシの実」は
この「ケシ坊主」の中の「タネ」。
ケシの「実」には麻薬成分は含まれないため、
食品として問題ないそうです。
ビックリですよね!
栽培が規制されている種類の「ケシ」はコチラも参照ください。
結構、タネが飛んで自生してしまっていることも多いようです>0<
見かけたら通報~
*麻薬成分のモルヒネ自体は、薬品として使われる事もあります
4~5月ごろ、その辺に雑草として咲き始める
オレンジ色の小型のポピーは「ナガミヒナゲシ(長実ひなげし)」といいます。
こちらも毒性はありませんのでご安心を^-^
ただ、長実ひなげしは爆発的に増えるので、
ある程度花が咲く前に抜いたり
花を楽しみたいときも実ができる前に花がらを摘むほうが、
周りの植物に影響しません。
この記事に、驚きの感想をいただきました!
なんと、イギリスでは、アヘンの採取できるケシも
アヘンを採らなければ栽培して構わないとのこと。
ふつうに各家庭のお庭に咲き乱さているそうです!
そして、ケシの実を採ってお料理に使っているのだそうな。
お国ごとに様々ですね!
(いただいたお庭の写真です↓)